展示会情報

〇令和6年度国立公文書館東京本館 上半期の展示会予定【PDF:400KB】



当館展示室の御案内


常設展示室リンク





開催中の展示会

令和6年春の特別展 「夢みる光源氏―公文書館で平安文学ナナメ読み!―」

夢みる光源氏ポスター

【展示会】

【関連イベント】記念講演会【終了しました】


【関連イベント】展示解説会

【関連イベント】「日本国憲法」原本特別展示

 5月3日(金・祝)は憲法記念日です。国立公文書館東京本館では、以下の期間で、「日本国憲法」の原本を特別に展示します。通常は複製を展示していますが、この機会にぜひ原本をご覧ください。予約不要、入場無料です。



<終了>【関連イベント】「平成の書」「令和の書」原本特別展示

 以下の期間で「平成の書」及び「令和の書」の原本を特別に展示いたします。

概要

 令和6年春の特別展では「夢」をテーマに、『源氏(げんじ)物語(ものがたり)』やその注釈書を中心とした平安文学に関する資料を展示します。 和歌や物語には、「夢」が神仏のお告げであったり、亡き人からの伝言であったり、不思議な力を持つものとして描かれています。それは当時の信仰・文化の一つであり、 これらを読むことによって平安貴族の精神世界に迫ることができます。
 この機会にぜひ「夢」を通して「公文書館で平安文学ナナメ読み」をお楽しみください。



主な展示資料


枕草子の画像

枕草子(まくらのそうし)
 清少納言(せいしょうなごん)が記した随筆。
 平安貴族は「夢」で吉凶を占っていました。「うれしきもの」の章段には、「夢占い」に一喜一憂する様子が記されています。
 展示資料は慶長年間(1596〜1615)に刊行された古活字版(こかつじばん)(16世紀末〜17世紀初めに活字で印刷した書物)で、紅葉山文庫(もみじやまぶんこ)旧蔵書です。




源氏物語

源氏物語(げんじものがたり)
 紫式部(むらさきしきぶ)が著した長編物語。
 「夕顔(ゆうがお)」の巻では、光源氏(ひかるげんじ)の「夢」に現れた女がやがて物(もの)の怪(け)となって出現し、夕顔を取り殺してしまいます。
 展示資料は承応3年(1654)に挿絵入りで出版されたもので、紅葉山文庫旧蔵書です。




小右記

小右記(しょうゆうき)
 平安時代中期の貴族である藤原実資(ふじわらのさねすけ)の日記。
 長和5年(1016)5月18日条には、藤原道長(ふじわらのみちなが)の死の「夢」を見た者が現れ、道長の死が噂されます。これを実資は「夢は虚実通うもの」と述べています。
 展示資料は現存部分全ての記事が記載された写本です。貞享元年(1684)に書写されたもので、紅葉山文庫旧蔵書です。




開催予定の展示会

令和6年第1回企画展 「1964 公文書で見る東京オリンピック開催への道」

【展示会】 【関連イベント】展示解説会

概要

 令和6年(2024)7月から9月にかけて、パリで第33回オリンピック競技大会・パリ2024パラリンピック競技大会が開催されます。 また、令和6年は昭和39年(1964) 10月に東京で第18回オリンピック競技大会が開催されて60年を迎える年でもあります。 この機会に、我が国とオリンピックとの出会い、昭和39年の第18回オリンピック競技大会の招致から準備、そして開催へといたる過程を当館所蔵資料を中心にご紹介します。



主な展示資料


日本人初の国際オリンピック委員会委員 嘉納治五郎 の画像

日本人初の国際オリンピック委員会委員 嘉納治五郎
 日本が初めて近代オリンピック大会に参加したのは、明治45年(1912)にスウェーデンで開催されたストックホルム大会でした。 この時の日本選手団の団長は、日本人初の国際オリンピック委員会(IOC)委員を務めた嘉納治五郎(かのうじごろう)でした。嘉納は万延元年(1860)に摂津国御影村(現在の兵庫県神戸市東灘区御影町)で生まれ、 柔道家、教育者として活躍し、日本の柔道・スポーツ、教育分野の発展に貢献しました。昭和13年(1938)、エジプトのカイロで開催されたIOC総会に参加した嘉納は、帰国する途中の船内で病気のため亡くなりました。 画像は嘉納の生前の功績に対して勲章が授与された際の文書で、日本のオリンピック参加に大きな功績があったことが記されています。




オリンピック東京大会の準備等のために必要な特別措置に関する法律の公布の際に作成された御署名原本

「オリンピック東京大会の準備等のために必要な特別措置に関する法律」の公布
 昭和36年(1961)6月、「オリンピック東京大会の準備等のために必要な特別措置に関する法律」が公布されました。 同法には、オリンピックの準備・運営経費の一部国庫補助や国有財産の無償使用、寄付金付郵便はがきの発行、日本専売公社等による援助などが定められています。画像は同法の公布の際に作成された御署名原本です。




文書の発出に関する決裁文書に添付された屋内総合競技場(現在の国立代々木競技場)の図面

屋内総合競技場の建設
 昭和38年(1963)2月、文部省体育局長は大蔵省関東財務局長に対して、オリンピック東京大会の水泳・柔道・バスケットボール競技の会場として建設する屋内総合競技場の工事に関する調査、 測量および仮設物設置等のため、関東財務局が管理する敷地への立ち入り等に配慮を求める文書を提出しました。画像は文書の発出に関する決裁文書に添付された屋内総合競技場(現在の国立代々木競技場)の図面です。




過去の展示会

「特別展」 「企画展」 「館外展示及び他機関と連携した取組」


特別展

企画展

館外展示及び他機関と連携した取組