「旭山動物園号」 老朽化で廃車に

2017.5.24 05:00


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 JR北海道は23日までに、動物のイラストをあしらった内外装で人気の特急「旭山動物園号」(札幌-旭川)を本年度中にも廃車にすると明らかにした。車両の老朽化が理由で、後継車両の導入も「費用負担が難しい」としている。

 動物園号は2007年から、行楽シーズンの臨時列車として運行。旭山動物園(旭川市)元飼育係の絵本作家、あべ弘士さんがイラストを担当し、「北海道の大地」「草原のサバンナ」など車両ごとに異なるテーマで動物を描いた。車内には、動物の縫いぐるみに囲まれた記念撮影用の特別席も設け、家族連れなど観光客の人気を集めていた。

 JR北海道によると、車両は旧国鉄時代のもので、利用開始から30年以上経過している。同社は経営難で路線再編も図っており、広報担当者は「人気のある列車だが、後継車両を準備するのは困難」としている。

 今夏からは、同区間を走る特急「ライラック」の一部に記念撮影用の席を設けるなどして「ライラック旭山動物園号」として運行する。

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