(セ・リーグ、巨人0-1ヤクルト、8回戦、4勝4敗、18日、東京D)ヤクルトは石川雅規投手(37)が5回1/3を無失点で今季4勝目。打っては自身の三ゴロ間の得点が決勝点となり、投打に活躍。連勝で「TOKYOシリーズ」3連戦を2勝1敗で勝ち越した。
投打のヒーローは37歳のベテラン投手だった。石川が緩急をつけたピッチングで巨人打線を翻弄。7安打を許したが、要所を締めて6回途中を97球無失点で投げ抜いた。
打っては三回、一死三塁で三ゴロも、三走中村が前進守備をくぐり抜け生還を果たした。決勝点となったこの1点を石川の後を継いだリリーフ陣が守り抜いた。
石川は「1点を何とか守るというより攻めた結果の勝利だと思います。ランナーを出しましたが粘れました。勝てて本当に良かったです」と喜んだ。続けて「後にいい投手がいますし、全力で初回から投げられました。昨日の由規の勝利が力を与えてくれました」とベテランらしい一言でチームメートをねぎらった。
「みんなで守りきった試合だった」
「厳しい場面だが、打たれても同点というくらいに割り切った」