V6の岡田准一(36)が4日、東京都内で行われた主演映画「追憶」(降旗康男監督、5月6日公開)の完成披露試写会に出席した。
北陸を舞台に幼少期を過ごした少年3人が25年後に殺人事件を通し刑事、容疑者、被害者として再会するヒューマンサスペンス。
刑事役に挑んだ岡田は「心に染みていく映画」とPR。降旗監督は、ななめ後ろ姿に高倉健さんの面影を重ねたといい、「高倉健さんを継ぐ俳優になってもらえればいいなと思って仕事をしていた」と絶賛した。岡田は「比べていただくのもおこがましい」と恐縮しきりだったが、「僕にとって特別な存在。健さんの背中を追いかけ精進していきたい」とさらなる邁進を誓った。
また、共演の長澤まさみ(29)は「誰よりも強くてやさしくて神様みたいな人」、容疑者役の小栗旬(34)と被害者役の柄本佑(30)からは「屋久杉」と呼ばれ、「(岡田は)芯があって幹が太く地に足がついている」(柄本)と尊敬のまなざしを向けられ、照れ笑いする場面もあった。
この日は、柄本と妻で第1子を6月に出産予定の女優、安藤サクラ(31)夫婦がそろって登壇。サクラは先月上旬に妊娠発覚後、初の公の場。おめでたへの言及はなく、柄本と並ぶこともなかったが、夫のコメントに笑顔でうなずくなど出産へ向け順調な様子をうかがわせた。
木村文乃(29)らも出席した。