(セ・リーグ、阪神-ヤクルト、1回戦、4日、京セラ)ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(32)が1点リードの三回無死から今季1号ソロ。推定140メートルの特大弾をバックスクリーンにたたき込んだ。
「ベストスイングができた。超気持ちいい」
喜びを爆発させた助っ人。三回の第2打席。藤浪の146キロの直球をフルスイングすると、打球はぐんぐん伸び、中堅の5階席に突き刺さった。
昨季の藤浪に対する成績は10打数5安打、1本塁打、4打点、打率・500と燕の藤浪キラーでもある。
ヤクルトは一回に制球に苦しむ藤浪を攻め、二死一、二塁から5番・雄平が、レ左前にポテン適時打で先制した。雄平は「打ったのはカットボール。いいところに落ちてくれました」とコメントした。