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【ウェブメディアのつくり方Vol.1】企画から取材当日まで

※2017年5月15日(月)に更新し、(6)(7)を追加しました。

「灯台もと暮らし」(株式会社Wasei)編集部で編集者をしている立花です。

「灯台もと暮らし」が始まったのは、2015年1月のこと。そのための準備は、2014年からおこなっていたのですが、今の編集部メンバーと仕事をしてきて、わたし自身は今年で3年目に突入します。

おかげさまで、各所で少しずつ少しずつ名前を覚えていただけているもとくらも、もう2歳。

2年メディアを運営していると、地域の情報を発信したい方や、ライター・編集者を目指しているという方から、いろいろな質問をいただくことがあります。

その中でも「取材の方法ってどうされているんですか?」という質問も、何度かいただいたことがありました。

2年間、手探りではありましたが、ここ最近でようやくもとくら流のやり方が固まってきたように感じます。

今ではわたしたちが当たり前にやっていることも、実は必要としている方々にとっては知りたいノウハウかもしれません。

というわけで、今回はメディアのコンテンツをつくる上で必要な「取材依頼の仕方」をご紹介します。

新しくメディアを立ち上げたばかりの方や、ライター駆け出しの方に、読んでいただけたら嬉しいです!


●目次
(1)企画の切り口を決める
(2)取材の依頼先を探す
(3)取材依頼書の作成方法
(4)取材希望先へ依頼する方法
(5)取材当日までの準備は?
(6)取材当日の持ち物
(7)取材後から記事執筆開始までに行うべきこと

●対象読者
・2、3年目の駆け出しライターさん
・オウンドメディア担当者さん
・取材をしたことがないけどこれからやってみたい方
・これからウェブメディアを始めようと思っている方


(1)企画の切り口を決める

まず最初は、特集やどういうコンテンツをつくりたいか、切り口を考えます。

例えば、編集部各人が自分の学びたいことをその道の先人やプロフェッショナルに学ぶ、もとくら連載「ぼくらの学び」では、


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