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ダイビング三昧クルーズ in グレートバリアリーフ(1)、コッドホール(オーストラリア)

コッドホールのジャイアントポテトコッド2007/3/30、COD HOLE & CORAL SEAのダイビングツアーに出発するために、16:30にTAKA DIVEへ行きました。既に欧米系のダイバーが多数待っていて、みんな歴戦のダイバーに見えてしまい、私はまだ経験不足かなぁと少し不安になりました(^_^;。
しかし今回は日本人インストラクターが1名乗るという情報を申込みの時に聞いたので、その部分では少し安心できます。海に潜った後はハンドサインなので言語は関係なくなるけど、事前のブリーフィング(潜る前の説明)は聞き逃すと命に関わることもあるので絶対に日本語で聞きたいと思ってました。また魚の名前や今回のようなライセンス取得も英語では理解しきれないので日本人インストラクターは心強いです☆

ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!

日本人の客は私以外にもう1人男性がいました。彼は私より10本多いくらいのダイバーですが、レスキューダイバーのライセンスを取得してたので尊敬です。インストラクターを目指してるのでしょうか。しかし彼とはあまり会話もできないうちに別れることになってしまいました。翌朝、1~2本目を潜る時も彼は体調不良で潜りませんでした。
乗客に医者がいて簡単に診てもらったところ、緊急ではないが船を降りた方がいいと判断されたそうです。そして近くのリザード島という高級リゾートの島で降りることになり、そこからたぶん小型飛行機などでケアンズへ帰ることになりました。同じ日本人だったこともあり、とても残念です。元気になったらまたこのツアーに挑戦するだろうと信じてます!
船が出発しました。乗客は30人くらいいます。船内でスタッフの紹介と船内での注意事項が説明されました。もちろん全て英語ですが、YUKOさんという日本人インストラクターが要約してくれました。Advanced Open Water:アドバンス・ライセンスが、全14本ダイブのうちの3~5本で取得できると聞いて、A$140(約14,000円)と日本では考えられないくらい破格でもあったので挑戦することにしました。
Open Waterライセンスはそれがないと潜れないのですが、Advancedライセンスはそれを持ってても何ができるということはありません。より深く学んでダイビングを更に楽しく安全にできるようになるための「遊びのため」のライセンスです。あと、レスキューやインストラクター等のライセンスを取得する場合はアドバンスを取得する必要があります。
3Fデッキの様子 2Fはダイブ準備のフロア ジャイアントポテトコッド。でかい!
そして夕食♪このツアーにはなんと5日で全12食が付いてきて、しかもダイビングの合間にはケーキ、デザート等のおやつ、夕食後もクッキーなどが食べ放題♪♪紅茶、コーヒーだけでなく緑茶やハーブティーも24時間飲み放題♪味噌汁もありましたが、途中で切れちゃったようです。とても気さくなコックが乗っていて、どの食事も万国受けしそうなおいしい料理でした。
初日の夕食は豚肉、鶏肉、サラダ、チャーハンでどれもアジア風っぽかったです。バイキング形式で、私達乗客が料理を取り終わるとスタッフが取り、それでもほとんど余ってるのでお代わりタイムになります。私はもちろんお代わりに何度も行き、スイカ、メロン、オレンジまで食べまくりました(^^)v。食後は自由時間。私はダイビングの合間など自由時間はなるべくアドバンスの教科書を勉強してました。
日本語で書かれてるのはいいけど、読み応えがあり、小問題をいくつも解いた後に各単元の最後に確認テストがあります。テストと言っても自分で教科書を見ながら書き写せばいいのですが、これが結構勉強になります。忘れてることや、知らなかったことだらけだったのでやってよかったです。教科書にはいくつもの単元がありますが、ライセンスは5単元の確認テストを終えてインストラクターに認められると取得できます。
ポテトコッドのフィーディング ポテトコッド! ポテトコッド。正面から見ると変な顔
普通にやってると落第になることはほとんどないと思います。でもボリュームが結構あり、また暇だろうと思ってた船旅はそんなに退屈させてくれなかったので、かなり忙しかったです。船内の部屋は荷物置き場と寝るためだけのものです。私は4人部屋ドミで申し込んでたのですが、部屋が空いてたためか、2人用ドミを貸切で使えてラッキーでした。電源もあるので、ノートPCやデジカメの充電も出来ます。明日からは3日間とも4本づつ潜るし、毎朝7時には朝食なので、体力温存のため早めに寝ました。(-_-)zzz「コテッ」
3/31は、朝7時の朝食後、すぐに1本目のブリーフィング(ダイビング説明)が始まりました。昨晩のうちに船は高速で移動して、ケアンズから北東200~250kmくらい?離れたCOD HOLE:コッドホールへ到着しています。ここはGBRの北端で、透明度も高く、ジャイアントポテトコッド(カスリハタ)という体長1m以上の大魚で有名だそうです。だからコッドホールと名づけられたのかどうかは不明ですが。
1本目のダイビングは私も含めて多くの人がチェックダイビングも兼ねてるみたいです。私のチームもマスククリア(マスクが曇ったり水が入った時にするクリア法)、レギュレータリカバリー(空気を口に運ぶレギュレータがはずれた時に冷静に探して加え直す方法)、ホバリング(手足を動かさずに肺の空気量を調節して水中で止まる技術)の3つを再確認した後にガイド付で海中散歩しました。
コッドホールの透明度は思ってたほど高くなかったけど、それでも10~15mはあると思います。魚は探さなくてもいっぱいいます(当たり前か)。2本目も同じポイントで潜りましたが、私達アドバンスを取得する人は、中性浮力の単元の実技を行ないました。海中でフラフープを通り抜けたり、重りを持たされて水中停止を保ったり、何段も積んだ石に逆立ち姿勢で石を崩さないよう鼻を付けたりしました。
ナポレオンと間違えたカムツムリダイ ウミヘビ ウミヘビ。かわいいかも?
その後、今日のメインイベント?である、ジャイアントポテトコッド=カスリハタの餌付けが行なわれる場所へと移動して、砂の海底でみんな輪になって餌付けを観察しました。ポテトコッドは大きいので1m以上はあり、それが何匹も餌に群がっています。餌付けは輪になっている私達のそばを回ってくれるので、目の前へ来た時はポテトコッドがぶつかりそうにもなります(@_@)。水中カメラを持ってる人は私も含め写しまくってます。
餌にはポテトコッド以外にも、大きいのから小さな魚までたくさん群がってきます。興奮した時だけ赤くなるレッドバスもたくさん来てました。餌付けが終わるとガイド付でしばらく海中散歩しました。残念ながらGBR名物のナポレオンフィッシュは一度も見れなかったのですが、それとよく似たカムツムリダイ(英語でHumpHead Fish?)には出会えました。
昼食はチャーハン、チーズパスタ、鶏の蒸し焼き、トルティーヤのようなので野菜や肉をライスロール?など豪華でした。次のダイビングまでは自由時間で私はデッキに出て気持ちよく勉強してました。船は体調不良の日本人を降ろすためにリザード島のそばまで寄りました。この島は高級リゾートが並んでるらしく、1泊A$1700~2000もするホテルもあるそうです。15時頃からブリーフィングがあり、3本目ダイブです。
このダイブでは、アドバンスのナチュラリストという水中生物についての単元のため、多くの水中生物を見て来て、ダイブ後にインストラクターと名前を確認しました。ここではたくさんのサンゴや魚だけでなく、いろんな海中生物を見れました。ウミウシ、ニモ(クマノミ)、ナマコはあちこちにいます。オオシャコ貝、エイ、ロブスター、ミノカサゴ、そしてウミヘビにも出会いました。エイは海底の砂に隠れてますが、危険を感じたのか浮上して2匹くらい優雅に泳いでいきました。
ニモ(クマノミ)。色がなくて失礼 優雅に泳ぐエイ 岩場に隠れるロブスター発見!
ウミヘビはクネクネと海底や海中を泳いで小魚などを探しているようでした。噛まれるとヤバそうなので、あまり近づいて触発しないよう気をつけました。動き回るので写真を写すのも難しいです。写真と言えば、私の海中写真には色がありません。。深度15m以上で色を付けるには、もっと太陽光が入る角度(下からとか)で撮るか、フラッシュの届く真近まで近づかないとダメだそうです。特に赤色は深度が増すと見えなくなり、青だけが残るようです。
18時頃の夕食までは自由時間で、食後しばらくするとナイトダイブのブリーフィングです。私はナイトダイブは初めてです。暗い海へ入る楽しさが分からなかったからです。ここでもアドバンスのナイトダイブの単元を読んでから臨みましたが、夜にしか活発に活動しない生物がいたりするそうなので少し楽しみになりました。ナイトダイブは数人グループでガイド付で行ったので、1人1本づつの水中ライトがたくさんあって、思ったより明るかったです。
しかし横や後ろを見ると真っ暗闇です。。ライトで照らすと魚の色が昼間よりはっきり分かります。しかし海中写真は難しいです。ライトを照らしながら写すのですが、遠かったりライトが動いたりしてすぐにブレます。いろいろ写したけど、ミノカサゴくらいしか成功したのはなかったです(^^ゞ

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