Words by Winsome Li(GQ)
H&MはKENZOとパートナーシップを組み、限定コレクション「KENZO X H&M」を11月3日に発売する。毎年大きな話題を集めるH&Mのコラボレーションだが、今年は近年躍進が目覚ましいKENZOが選ばれたとあって、ファッション業界のみならずファンも大注目のコラボとなっている。
そんな「KENZO X H&M」のアンバサダーに、さまざまな分野で活躍する7人のインフルエンサーが起用され、彼らが登場するコレクションの広告キャンペーンも発表された。 アンバサダーを務めるのは、ミュージシャンの坂本龍一をはじめ、女優のクロエ・セヴィニー、デヴィッド・ボウイの妻でありスーパーモデルのイマン・アブドゥルマジド、多くのハリウッド映画に出演する女優のロザリオ・ドーソン、ヒップホップ界の新星のチャンス・ザ・ラッパーと、世界中の目線を集める豪華なラインナップ。
また、気候変動問題を訴える15歳の少年、シューテズカルト・マルティネスと、ベトナムで“クイーン・オブ・ヒップホップ”と呼ばれ、オバマ大統領の前でラップを披露した26歳の女性ラッパーのスボイと、若い才能に光を当ててもいる。
この7人が「KENZO X H&M」のアイテムを纏い、カメラの前で明るい表情でポーズを取った。
今回の広告キャンペーン動画からは遊び心がうかがえる。アンバサダーが映ったロールフィルムが断片的にカットされ、それらのパーツがテープで組み直される、少しひねった演出だからだ。
「KENZO X H&M」は、KENZOブランドの創立者・高田賢三が手がけたさまざまなモチーフ──アニマル柄や動物などを再解釈したコレクションだ。個性的なアンバサダーたちが着こなすことで、KENZOの魅力がより際立っているのがわかるだろう。
国籍や年齢が異なるものの、さまざまな分野で活躍する7人のアンバサダーが「KENZO X H&M」を着こなしている。両者は、ファッションは国籍、年齢、職業を問わず、多種多様な人が楽しめるものであると、このコラボレーションを通じて伝えたいのだろう。
アンバサダーのインタビュー動画はYouTubeで公開中だ。
H&M カスタマーサービス Tel.0120-866-201