1日のうちで何かをするのにベストな時間というのがあります。今回は、さまざまな行動のベストタイムを朝から順番に紹介しましょう。
ライフハッカーではこれまでもあらゆることの「最適な時間」を取り上げてきましたが、この記事はそれらが一覧になっており、時系列順に並んでいるので、わかりやすいと思います。ある一定の時間かかるものは、こちらで計算しました。また、人によって合う時間が異なることはご了承ください。
夜型人間は、朝型人間とは生産性が高い時間は違うでしょうし、とにかく、人によって多少の違いはあるものです。ひとまず偏見を持たずに読んでみてください。
午前7時 クリエイティブなことをする
朝起きてすぐに考えることは大したアイデアじゃないと思うかもしれませんが、クリエイティブなことを考えるのは朝が良いです。「酔っ払った時に書き、シラフの時に編集しろ」とはヘミングウェイの言葉ですが、同じように「朝書いて、午後編集しろ」とも言えます。朝型人間の場合は、このアドバイスを逆にした方がいいのかもしれません。
午前8時（もしくは午後1:00） 病院の予約を入れる
病院に行くというのは、待つというのと同義語のようなものですが、早朝に予約を入れることができれば、待たずにすぐ診てもらえます。この時間でなくても、病院が診察を開始する時間に予約を入れるということです。もしくは、昼食後の午後一番でもいいです。とにかく混む時間は避けましょう。
午前9時 郵便局へ行く
地元の郵便局はオープンしてすぐに混むでしょうから、午前中の真ん中、オープンしてから1時間半後くらいに行くのが理想的です。ただし、お昼休みの時間は混むのでその前にしましょう。郵便局によって営業時間も違いますから、行く前には必ず時間のチェックもお忘れなく。
午前9時 就職の面接時間
就職活動中の人は、他の応募者が面接する前の、最初の時間に面接を入れてもらいましょう。最初の面接にしてもらえば、それだけ面接官の意識も高く、記憶に残りやすいです。もちろん、良い受け答えをするに越したことはありません。
午前9時 お部屋探し
住宅情報サイト「RentHop」のデータによると、朝9〜10時に住宅情報を投稿する人が多いそうです。ということは、部屋探しをするのに最適な時間ともいえます。気に入った部屋を見つけたら、できるだけすぐに連絡をしましょう。色々な物件を検索すればするほど、気に入った部屋を見つけられる可能性は高いです。他の人が連絡をする前に連絡をすれば、その部屋を契約できる確率が上がります。
午前9時30分 コーヒーを飲む
朝起きてすぐにコーヒーを飲むとしたら、それは最適な時間ではないかもしれません。人間のコルチゾールのレベルは朝8〜9時半が最高で、これは覚醒状態がすでに最高だという意味です。ですから、朝9時半〜11時半頃にコーヒーを飲むと、目覚め効果はより高いでしょう。したがって、コーヒーを飲む数時間前には起きましょう。
午後2時 昼寝をする
1日の間に昼寝を取ってパワーチャージするのが好きな人は、体と頭が睡眠を必要とする時間に昼寝をしましょう。一般的にはレム睡眠とノンレム睡眠が交差するポイントが良いと言われています。大体いつも朝7時に起きている人の場合は、昼寝に最適な時間は午後2時です。（自分にとって最適な昼寝時間を探すにはこちらの過去記事を参考に）昼寝をするときは、どれくらい寝るのが脳に最適かこちらでチェックを。
午後2時 メールを送る
Eメールマーケティング会社Mailchimpのデータによると、午後2時はメールを送るのに理想的な時間なのだそうです。午後2〜5時の間は、メールを読んだり返信をしたりする人が多く、ほとんどの人がその時間は机についています。
午後3時 会議をする
会議のスケジューリングサービス「When Is Good」では、参加者全員が出席できるようにするには会議を午後3時に設定するのが良いのだそうです。前述のMailchimpのデータによると、午後3時の時間帯が埋まっている人は少ないようです。会議に一番良い曜日は火曜日で、午後3時がダメだった場合は、午前10〜11時が良いようです。
午後6時 運動する
肺が効率良く酸素を取り入れるのは午後5〜6時頃です。また、筋肉は温まっており、有酸素運動をするのに完璧な時間でもあります。それに、就寝する数時間前に運動をすると、ぐっすりと眠りやすく、夕方に運動をするのは色々な意味で最大の効果が得られるという訳です。
午後8時 買物へ行く
夕食前の買い物時には少し遅いと思うかもしれませんが、一番値引きがされている時間に行きたいのであれば、夕方遅めの時間に行く方がいいでしょう。スーパーによって値引きする時間は違うでしょうが、大体夕方にお得な値段になるところが多いです。給料日前の厳しい時期などは、閉店前の時間を狙って行ってみてはどうでしょうか（特に水曜日が狙い目です）。
午後10時 ベッドに入る
前にも書きましたが、睡眠サイクルは人それぞれです。しかし、就寝時間によって朝の目覚めにも影響があります。毎朝7時に起きたいのであれば（睡眠サイクルが90分だとしたら）、最適な就寝時間は午後10時、午後11時半、もしくは睡眠時間が6時間で良ければ午前1時です。「Sleepyti」のようなアプリで、自分の最適な就寝時間をチェックしてみましょう。覚えておいて欲しいのは、この時間は眠っている時間であって、床に就く時間ではありません。ですから、ベッドに入ってから眠るまでにかかる時間も計算してください。
何度も言いますが、当然ながらこれが誰にとっても最適な時間ではありません。人それぞれリズムや生活パターンがありますから、ここに上げている時間は平均的なものだと思ってください。自分のスケジュールに合わせるのが、その人にとっての最適な時間なのは明らかです。土曜の朝にしかスーパーに行けない人は、無理して平日の夕方に行くようなストレスを抱える必要はありません。あくまでも参考までに。
Whitson Gordon（原文／訳：的野裕子）
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