スマホ向けテレビ放送にNOTTVに加えてスカパー、フジテレビONE/TWO、アニマックス、AXN、時代劇専門チャンネルが登場へ

総務省は9日、207.5MHz以上222MHz以下の周波数を利用して行う移動受信用地上基幹放送（以下「V-High放送」）の業務の認定について、審査を行った結果、申請を行っていた5つの事業者を認定すると発表した。

V-High放送、すなわちモバキャスでは、現在はNTTドコモのスマートフォン向けにmmbiが「NOTTV」を提供しているが、今後は今回認定された5つの事業者の番組が追加されることになる。

現在は実質的に「モバキャス＝NOTTV」というイメージになっているが、来春から計7つの番組構成になることで、そのイメージも変わり、また利用者も増えるはずだ。とはいえ、各スポーツ番組、アニメ番組はインターネットを利用した動画配信サービスも揃ってきているだけに、どれほど利用者が増えるかは分からないが、魅力的な番組ラインナップが提供されるとすれば期待したいところだ。

具体的には、下記の事業者及び番組で、2015年4月1日から加わる予定だ。

・スカパー・エンターテイメント：「スカパー！モバイルTV（仮）」
・アニマックスブロードキャスト・ジャパン：「アニマックス」
・AXNジャパン：「AXN」
・フジテレビジョン：「フジテレビONE スポーツ・バラエティ」「フジテレビTWO ドラマ・アニメ」
・日本映画衛星放送：時代劇専門チャンネル

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総務省/プレスリリース