川崎重工、シンガポールの地下鉄車両72両受注 中国社と
川崎重工業は22日、中国の鉄道車両メーカーと共同でシンガポールの地下鉄用車両72両を受注したと発表した。受注額は約120億円。2018年から19年にかけて順次納入する。同国は30年までに都市交通システムを現状の2倍に増やす計画で、川崎重工は今後も積極的に受注を拡大する。
川崎重工が同社のシンガポール子会社と、中国中車青島四方機車車両股份公司とともにシンガポール陸運庁(LTA)から受注した。川崎重工側がプロジェクトの統括や設計、車両の搬入などを担当し、中車四方が車両の組み立てや工場試験を行う。
川崎重工と中車四方は14年までに、LTAに地下鉄用車両計210両を共同で納入した実績がある。
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