FASHION / Editors

グルテンフリーを叶える、"代替" 食材に注目! (Mayumi Nakamura)

完全グルテンフリー生活を始めてから、はや8カ月目。肌質も体調も生まれ変わったエディターが見つけた、美味しくってグルテンフリーな逸品をご紹介します。

ヘルシーなレストランで、逸品に遭遇。

NYの撮影現場で、そこにいたスタッフ全員がグルテンフリー生活をしていたことに衝撃を受け、早速始めた”小麦抜き”の食生活。最初は戸惑いもありましたが、2カ月経った頃から体に明らかな良い変化が現れ、8カ月目の今ではすっかりグルテンフリー信者に。
そんななか、先日、グルテンフリーを実践していることで知られるテニスプレイヤーのジョコビッチの著書(NYで一気にグルテンフリーが広まったのは、この本がきっかけだったとか)を読んで「そろそろ俺も始めようかな…」とついに言いだした夫が、グルテンフリーにこだわりのあるというレストランに連れていってくれました。そのレストランは、オーナーの方がご自身の体調を崩したことをきっかけに菜食・グルテンフリー・オーガニックな食材に目覚め、そのおかげで体調がすこぶるよくなった経験をもとに、有機野菜とグルテンフリーのメニューを提案しているお店。日本にいるとなかなかグルテンフリー仲間に出会えないものですが、ここのオーナーさんとは "グルテンフリーあるある" で盛り上がることができとても嬉しかったです(笑)
今日は、そんなオーナーさんにおすすめいただいたグルテンフリーな食材を一挙ご紹介します!
(写真は、フムスに、米粉パンを添えたもの。こういったちょっとしたグルテンフリーの代用メニューがあるのが嬉しいお店です)

玄米から生まれたパスタは、風味もたっぷり。

まずは、グルテンフリー・ダイエッターにはおなじみの、小麦を使わないパスタ。今まではコーンを原料にしたものを取り寄せたりしていたのですが、こちらのカナダ生まれのパスタは玄米が原料になっています。
Tinkyadaというブランドの「PASTA JOY」シリーズ。グルテンフリーパスタにありがちな「アルデンテでドロドロする……」とか「歯ごたえが微妙……」といった欠点もあまり気にならず、歯ごたえもデュラムセモリナ粉の普通のパスタに近いかも。コーン原料のパスタの不味さ(!)に慣れていたので、この差には感動!「PASTA JOY」シリーズには、スパゲッティタイプのみならずペンネなどもあるようなので、さっそく取り寄せてみようと思います。

カレールウは、小麦の代わりにスパイスをたっぷりと。

グルテンフリーを始めてから気づいた盲点。それはカレールウが使えないこと……。とはいえ、インドカレーのようにスパイスからカレーを作るほどの気力もなく、ルウで作る「おうちのカレー」を懐かしく思ってました。なので、このグルテンフリーなカレールウを見たときは思わず歓声を上げたほど!
ブレンドにこだわった有機カレー粉からできるカレーの味は、スパイス感や深いコクがしっかりめ。スパイスは、バイオダイナミック農法で栽培された本格スパイスを使っているのです。小麦粉の代わりに米粉が使われた、オーガニックな味わいに感動!

醤油だけは……。でもせめて、有機素材のものをチョイス!

今まで目をつぶっていた、お醤油問題。
というのも、お醤油は製造の過程で小麦を使うため、グルテンフリーを厳密にするなら、小麦不使用のお醤油か、たまり醤油を使うのがベスト。でも味わいや風味とか、大事にしたいので、私は「醤油に関しては小麦OK」と勝手にマイルールを作っています。
でも、どうせなら、ちゃんとしたいいお醤油がいいな〜と、数ヶ月間、コレだ!というお醤油を探していたのですが、ここで巡り会いました。ちょっと甘みの効いた、有機小麦・大豆(岩手産)、天日塩(オーストラリア産)を原料にした美味しいお醤油!
木樽で1年以上長期熟成した天然醸造醤油。添加物一切無添加。やっぱり、お醤油を変えるだけで煮物などの和食が一気に美味しくなりますね。