1990年代以降の日本のアートシーンを俯瞰するうえで欠かせない存在として、高い評価を得てきた「高橋コレクション」。1990年代に収集を本格化させた精神科医・高橋龍太郎氏は、奈良美智、村上隆、会田誠、ヤノベケンジといった現在日本を代表する作家たちにごく早い時期から注目。90年代以降の日本現代アートを中心に重要作品を次々と収集し、現代アートのコレクターとして名を馳せた。
本展は、高橋氏が日本のアートと文化を考えるためのキーワードとして提案する「ミラー・ニューロン」をタイトルに、2000点を超えるコレクションの中から、歴史的な視点で作品をピックアップ。草間彌生、舟越桂、Chim↑Pom、名和晃平ら、日本の52作家、約140点の作品をとおし、日本の現代アートの流れを読み解く。
高橋コレクション展 ミラー・ニューロン
開催期間/2015年4月18日(土)~6月28日(日)
会場/東京オペラシティ アートギャラリー
開館時間/11:00~19:00(金・土は11:00~20:00)
・最終入場は閉館30分前まで
休館日/月(5月4日は開館)
入場料/一般1,200円、大学・高校生 800円、中学生以下無料
問い合わせ先/03-5777-8600(ハローダイヤル)
Aya Hasegawa