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肉感美女レア・セドゥ、『美女と野獣』や『007』など今ノリに乗っている彼女のフレンチセクシーを大研究。

『007』シリーズで次作のボンド・ガールに決定したフランスの新星レア・セドゥは、髪型やメイクでまったく異なる表情を魅せてくれる稀有な女優。今週は映画『美女と野獣』(11月1日)公開が控えるそんな彼女の、官能ボディを彩るコーデを大特集。

公開間近!映画『美女と野獣』のプレミアには、主演らしくドラマチックな装いで。

Photo: AP/AFLO

ドイツで開催されたベルリン国際映画祭では、『美女と野獣』のプレミア上映に「プラダ」のドレスで登場。そのあまりの美しさに会場が湧いた。ボルドーワインのような美しくも深味のあるシルクタフタのトップに、フローラルプリントの舞踏会スカートはドラマチックでレトロシックな深い味わい。レッドヘアはかっちりときめこみすぎず、ソフトにまとめるのがフレンチ流。上品でクールでモードな三位一体のコーデを披露してくれた。

これぞ肉感迫力body。大胆なVでデコルテを全開。

Photo: REUTERS/AFLO

レッドヘアにエメラルドグリーンのドレスが生み出すコントラスト......。映画『アデル、ブルーは熱い色』(13)で世界中にその名を知られることになったレアの今年のカンヌ国際映画祭は、余裕さえも感じられるクラシカルでセクシーな「プラダ」のドレスで登場。ショルダーやヘムラインにあしらわれたビジューの光が彼女を照らし、深く大胆にカットされた胸もとが色気を濃縮。レッドヘアに合わせた官能のリップカラーを合わせて、メリハリボディとフェティッシュな色気をこれでもかというほどに漂わせた。

メイクバランスで脱カジュアル。

Photo: REUTERS/AFLO

ベルリン国際映画祭の記者会見にのぞんだレア。ドラマチックなスタイルが多い彼女にしては珍しく、カジュアルな装いでチャーミング&等身大の若さをアピールした。一枚あると重宝するデニムスカートは、トップスをインすればウエスト回りがすっきりとクリアになるので、大人の外出着にもおすすめ。音符が飛び交うご機嫌なピンクのシャツは、着ているだけで気分もアガりそう。バランスよく肉がついた美脚は惜しまず大胆に見せつつ、ガーリーに転びすぎないようにメイクでクールネスをキープするのがレア流着こなしのコツ!

イメージは、グラマラスな往年の銀幕スター!

Photo: Visual Press Agency/AFLO

ミュウ ミュウ」の2015年春夏コレクション会場には、同ブランドのブラックドレスで来場したレア。シフォンスリーブやボディのレースから透ける素肌が、大人の色気とスターのオーラを放出してセクシー。そのドレスにゴージャスなブロンドヘアと艶やかなリップを合わせて、黄金時代のハリウッドグラマーを演出した。キャットアイサングラスで今っぽさを取り入れながらも、古き良いハリウッドのヴァイブを漂わせて、気分はまるで銀幕スター。

レアのブルーは熱い色!

Photo: REX FEATURES/AFLO

今春ロンドンで開催された英国アカデミー賞に参加したレアは、「ミュウ ミュウ」のサファイア・ブルーのドレスをチョイス。シアーなスカートと、ビジューに負けない美しい胸もとを強調したスクープネックのドレスは、リュクスとモードの絶妙なバランスのうえで成り立った素敵な一着。そこにゴージャスな巻髪とショパールのダイヤモンドイヤリングを合わせ、ブルーのスモーキーなアイメイクで最終仕上げ。冷ややかな印象のあるブルーだけど、ドラマチックな演出をすればこんなにも熱い色に大変身。

ナチュラルな魅力でドキッとさせて。

Photo: Abaca/AFLO

ブロンドのストレートヘアに、オーガニックなメイクで「ミュウ ミュウ」のリゾートコレクション会場にやってきたレア。ヘアカラーやメイクで、まったくの別人のように変幻自在の彼女がこの日選んだのは、ホワイトを基調とした同ブランドのブロケードのセットアップと、アイボリーのコート。徹底してピュアでナチュラルな色にこだわった難しいカラーバランスのスタイリングだけど、レア本人が放つ存在感でそこは難なくクリア。レッドカーペットなどでみせるセクシーと、このナチュラルなギャップにやられそう!

スクールガールに回帰! ベルのようにピュアな装い。

Photo: Abaca/AFLO

『美女と野獣』の主役ベルは、ピュアな精神の持ち主。そんなベルのピュアな部分を表現しているかのようなナチュラルメイクで、フランスはパリのエリゼ宮で開催された式典に現れたレア。襟からショルダーにかけての異素材があしらわれたチェック柄のAラインコートは、29歳とは思えないレアのスクールガールのような少女性を引き出した。「これからパリのお嬢様学校に登校!」なんて言っても何の問題もなさそう。とは言いつつ、お色気ボディを封印しても全身からあふれる魅力は隠せない!

Text: Rieko Shibazaki