妊婦だってどこまでもモードを追求。ミロスラヴァ・デュマのマタニティスタイル。
春夏コレクションのオフランウェイは、実はマタニティ・ラッシュだった! ロシアのおしゃれクイーン、ミロスラヴァ・デュマは、ドリス・ヴァン・ノッテン(DRIES VAN NOTEN)(左)とヴァレンティノ(VALENTINO)(中央)のAラインコートで大きいお腹を巧みにカバー。小柄な体型にフィットしたルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)(右)のグラフィカルなフラワー柄は、クリスチャン・ルブタンのパンプスに合わせて、モードなマタニティ道をまっしぐら!
ジョヴァンナのアウター重ね技は、もはやベテランの貫禄!
ストリートシーンを席巻するロンドンブランド KTZのブルゾンでクールに決めたジョヴァンナ。パンチのある国旗ワッペンだけでもインパクト大なのに、インナーにジュンヤワタナベ(JUNYA WATANABE)のライダースジャケットを合わせ、とことんハード&エッジィに! 足元はジミー チュウのプレーンなパンプスでシンプルに決めて。
丈とフードとボリューム、その絶妙バランスで果敢に攻めたのは、秋元梢。
冬の定番ファーコートに、ケンゾー(KENZO)のマイクロショート丈でまわりに差をつけたモデルの秋元梢。ボリューム感たっぷりのフードが、彼女のトレードマークである重めバングスとリップのレッドカラーを引き立ててくれる。ふわりとしたAラインのフラワードレスとのバランスも完璧!
ドレス OR コート? どちらでもお好きなスタイルで。
ブロガーのソフィは、着こなしのバリエーションが楽しめるドレス風コートに“プリントの女王”の異名を持つデザイナー、メアリー・カトランズをセレクト。あえて一枚で着こなし、デジタル調のジュエリーモチーフとウエストをキュッと見せるベルト使いを強調。足元にも、美脚を演出するクリスチャン・ルブタンのベルテッドシューズを選びぬかりなく。
柄は柄で制す、がナターシャ流マタニティコーディネイト。
ファッショニスタの妊婦ルックは、真似したいテクニックが満載! おしゃれスナップの常連であるナターシャも、バーバリー・プローサム(BURBERRY PRORSUM)のフラワー柄トレンチコートでスタイリッシュに。コートのカラーに合わせたステラ・マッカートニー(STELLA McCARTNEY)のスター柄厚底シューズも、ソックスとの絶妙なぬけ感がキュート。
こちらも柄MIXのクイーン、エリザ・ナリン。チェックなブルゾンで真冬もハッピーに。
カラー&プリントミックスがお得意なエリザは、エキップモンのブルゾンを主役にオールチェック柄のハイレベルなスタイリングを難なくクリア。さらりと巻いたストールのレッドをアクセントに効かせて。足元はランバン(LANVIN)のフラットシューズで、気負いなくシンプルに。
アートを纏う。それがエクストリームの代名詞、アンナの答えでした。
真のお洒落は、誰かの真似をするのではなく、自由な発想を駆使すること。そんな声が聞こえてきそうなアンナ・デッロ・ルッソのスーパーエクストリームなコートスタイル。着物を連想させるヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)のコートを主役に、テンションの違うピーター・ピロット(PETOR PILOTTO)のドレスと、そして足もとはリーボック×キースへリングのコラボスニーカー。スタイルは真似せずとも、そのスピリットは真似したい。
新おしゃれスナップクイーン! スタイリスト、リーフのフレッシュアウター術。
サングラスがトレードマークである中国出身のリーフは、ミュウミュウ(MIU MIU)のカラーブロッキングのロング丈レザーコートでアートフルに。中に着たグラフィカルなニットドレスも超ミニ丈を選び、フレッシュ&キュートに演出。お気に入りのルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のショルダーバッグとアイコニックなボトル型の“2個持ち”が彼女のマイブームなんだとか。次シーズンも彼女のスタイルに乞うご期待!
Photos: Mari Shimmura (Paris), Kristine Thiemann (Milan), Takahito Sasaki (London), Emmy Park (NY), Editors:Mayumi Numao, Maki Saijo